2018年4月18日 (仮訳)ブラジルの大西洋岸森林南部における新産種、Sarcodon atroviridis Magnago, AC., Muller, ACN. & da Silveira, RMB., 2015. Sarcodon atroviridis (Bankeraceae, Thelephorales): new records for the southern Atlantic Forest, Brazil. Brazilian Journal of Botany. Available at: http://link.springer.com/10.1007/s40415-014-0131-9 [Accessed April 17, 2018]. 【R3-05043】2018/4/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、サンタカタリーナ州およびリオグランデ・ド・スル州の森林からSarcodon atroviridisを報告した。 本種はブラジルにおいてはアマゾナス州から知られていたが、本報告により既知の分布域が南部まで拡大することとなった。 本種の記載文および走査型電子顕微鏡写真などを掲載した。 (ブラジル南部、サンタカタリーナ州、リオグランデ・ド・スル州新産種) Sarcodon atroviridis (Morgan) Banker オリーブハリタケ 【よく似た種との区別】 Sarcodon thwaitesii 本種と異なりブラジルにおける分布が知られていない 本種と異なり子実体が新鮮時紫色 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり担子胞子表面に先端が丸いか截断状の小瘤を有するのではなく無数の小瘤を有する Sarcodon carbonarius 本種と異なりブラジルにおける分布が知られていない 本種と異なり肉が露出すると赤紫色に変色する 本種より担子胞子が長い